北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターでは,1986年以降,札幌市教育委員会との共催で,札幌地域の社会人を対象にした公開講座を毎年1回開催しています。2021年度は,「メロドラマするロシア:アジアとの比較から考える大衆文化の想像力」と題し,10月に開講する運びとなりました。
勧善懲悪劇から恋愛映画まで,これまであまり知られてこなかったロシアのメロドラマの多様で豊かな世界に親しむとともに,アジアとの比較を通じて、大衆社会を生きる人々の想像力の歴史を学びます。
今年度はオンライン(Zoom)開催となりますので,多くの皆さまの聴講をお待ちしております。
詳細はスラブ・ユーラシア研究センターのウェブサイトをご参照ください。
概要
開催期間:2021年10月4日(月)~10月22日(金)
(毎週 月曜日・金曜日 18:00~20:00、Zoomウェビナーによるオンライン開催)
第1回(10月4日(月)) 19世紀ロシアのメロドラマ
第2回(10月8日(金)) 「救国の妓女」幻想:中国におけるメロドラマの系譜
第3回(10月11日(月)) バレエ『白鳥の湖』 悲劇からメロドラマへ
第4回(10月15日(金)) ソ連製メロドラマ映画と住宅
第5回(10月18日(月)) いつか王子様が?:ドラマ「Made in Heaven」に見る現代インド結婚事情
第6回(10月22日(金)) 越境するメロドラマ的想像力:帝政期ロシアのメロドラマ映画と新派映 画の比較を通じて
主催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター(SRC)
後援:札幌市教育委員会、地域研究コンソーシアム、日本ロシア文学会、科学研 究費基盤研究 (B)「ロシア・旧ソ連文化におけるメロドラマ的想像力の総合的研 究」(研究課題番号19H01243)
申込み方法
スラブ・ユーラシア研究センターのウェブサイトから,イベントごとに申込みが可能です。