2020年12月9日(水)から11日(金)にかけ,新潟大学(HaRP「医療健康セクション」)は,クラスノヤルスク医科大と合同で,日露の医学生向けオンライン講義 ”Japan- Russia Online Lectures on Medical Sciences and Healthcare” を実施しました。
今回の取り組みでは,日露の大学が1日1講義ずつ,3日間で計6回,各分野の第一線で活躍する医科学者,外科医らが英語で講義を行いました。講義テーマは,神経生物・解剖学,臨床心理学,原爆後障害医療,微生物学,心臓血管外科,放射線診断と多岐にわたり,基礎科学から最先端の臨床技術に至るまで,幅広い分野を網羅する試みとなりました。
講義後には,チャットを介した学生からの質問も受け付けられ,学生と教員とが,活発なやり取りをする様子も多くみられました。各回とも,300人前後,3日間で延べ約1,600名の参加者があり,学生たちは,普段触れる機会の少ない日本やロシアの医学講義に,熱心に耳を傾けていました。