【日時】2019年2月28日(木)
【場所】筑波大学東京キャンパス(東京)
【参加者数】6機関より7名
【参加者】金沢大学(2名),東海大学,大阪大学,近畿大学,室蘭工業大学,北海道大学(ファシリテーター)
【内容】本意見交換会は,「先端技術」を「時代を牽引する可能性を秘め,日露の協働により相互の経済発展が期待できる技術」と据え,これまでロシアと協働する際に各組織で遭遇した様々な課題や解決策等の情報を共有し今後に生かすことを目的として開催されました。
参画メンバーの自己紹介に続き金沢大学田中教授を座長と決定した後,あらかじめ提供された資料をもとに各大学が協働する大学や企業,自治体とともに進める取り組みに関して情報共有と質疑応答を行いました。
金沢大学(ロシア人博士前期課程学生の企業見学とインターンシップを実施),室蘭工業大学(レアアースに関するWSへの教員招聘と大学院生,若手教員の国際インターンシップを実施),近畿大学(電気電子工学等理工学やものづくりの分野で学生を派遣/受入),東海大学(超音速科学,レーザー技術等で学生派遣/受入や研究・事業化交流を実施),大阪大学(核物理学の分野で古くから教育研究交流あり)それぞれが報告をし,課題としてインターンシップ受入先の開拓(金沢大学),単位互換や就職先の問題(東海大学)等があげられました。また産学連携の進め方について,企業からの講師や奨学金,寄附金の受け入れ,最新技術を軸とした交流等のアイデアが共有されました。今後も産業界との接点作りを継続し,例えば日露大学協会総会,次回実務者会議等で継続して共有することとしました。またロシア側連携先に工学系の学部が存在する方が,産学連携を進めやすい可能性がある旨のコメントがありました。
当日資料はこちら。
座長の金沢大学田中教授(中央)、同大ママードウァ准教授(右)、北海道大学小俣URA(左) |