平成29年度 文部科学省 大学の世界展開力強化事業 採択プログラム (令和3年度終了)

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2018年6月19日,創価大学において,ロシア駐日大使のミハイル・ユーリエヴィチ・ガルージン氏が講演を行いました

ロシア駐日大使のミハイル・ユーリエヴィチ・ガルージン氏による講演会が,6月19日(火)に創価大学で開かれ,同大学の教職員,学生ら約250人が参加しました。本講演会は文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」の一環として行われました。

ガルージン大使は,モスクワ大学で日本語を学び,1982年から83年まで交換留学生として創価大学で学びました。そうした経緯もあり,今回の講演会開催の運びとなりました。外交経験が豊富なガルージン大使は,1983年に外務省に入職し,駐日公使を7年務めた経験もあります。日本語が堪能のため,これまでも元ソ連大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏や元ロシア大統領のボリス・エリツィン氏の通訳として,日本とロシアの外交の一翼を担ってきました。

講演会では「日露友好についてー教育交流を中心に」と題し,今日までの日露関係における経済や人的交流,外交,歴史等に言及が為されました。本年5月の日露首脳会談に触れながら,「ロシアのプーチン大統領と安倍総理大臣の20回目の会談が開かれました。全ての問題が解決したわけではありませんが,着々と日露の友好関係は深まっていると感じます。日本の総理大臣が初めてサンクトペテルブルク国際経済フォーラムに参加するなど新しい動きも出てきました。今後ますます,グローバル化が進む時代においては,互いを理解するために,民間交流および教育交流を通した対話が重要であります」と述べました。

参加した学生からは,「私も日露両国の歴史を学ぶとともに,留学への挑戦等を通し,国際社会に貢献できる力をつけていきます」等の感想が寄せられました。

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