1月30日（木）に、筑波大学東京オフィスにおいて、第4回人材交流委員会幹事会を開催しました。

幹事会には、日本側から人材交流委員会幹事8名、委員6名（代理含む）及び大学事務担当者の12名と文部科学省から2名の合計28名が参加し、ロシア側からは5大学から合計9名が参加しました。

まず始めに、北海道大学の加藤博文教授より、昨年９月にモスクワ国立大学にて行われた前回会議のまとめを報告があった後、北海道大学学務部学務企画課の土井將義係長より、「ロシアにおけるFederal State Education Standardsを活用した単位互換並びに共同教育プログラム構築」の提案について説明がありました。この説明は、日露大学間がそれぞれ国の教育制度に則り、単位互換を教育の質を保ちながら、単位互換をする方法を提案するものであり、多くの参加者が関心を示していました。

加えて、金沢大学の松本宏一教授による、日露大学間で既に行われている共同教育プログラムの紹介や、日本側大学3校、ロシア側大学2校による、各々の大学におけるカリキュラムやシラバスについて説明の後、意見交換を行いました。

今回の会議では、日露間のカリキュラムや単位制度の差異について理解を深めることができ、今後の単位互換及び共同教育プログラム構築に向けての議論につなげていきます。