2021年2月6日(土)・7日(日)に,北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院、HaRP、日本ロシア語教育研究会、日本ロシア語学校教師会が主催し,「日本におけるロシア語教育:母語・継承語・外国語 ~若い世代の経験、課題、展望〜」国際シンポジウムを開催しました。
今回,オンラインで開催された国際シンポジウムには、大学や中高等学校をはじめ日露その他の国の団体から6日は120名以上、7日は130名以上参加し、日本及びロシアの大学から大学生2名、大学院生3名、大学教員5名とロシア語教育に関わる市民団体代表3名が研究発表を行いました。また、日露のみならず、アメリカ合衆国やフィンランドからもロシア語教育の専門家が参加し、基調講演をしました。
さらに、ロシア語教育の問題を教師、研修者、保護者、学習者の観点からディスカッションすることによって、多角的な研究・教育交流がすることができ、活発な意見交換や今後の研究の展開について話し合いができました。
今回のシンポジウムは日本におけるロシア語教育を行う大学のネットワークを深め、継続的な人材育成につなげることができたと考えられます。また、言語を通じて学生の多文化的な世界への理解を深めることもでき、それは国際人材育成につながることになると期待できます。