2021年5月26日(水),新潟大学は「日ロ極東医療協力フォーラム:日ロ間の医療ネットワーク構築に向けて」(一社 ロシアNIS貿易会主催)に参加し,同大学の日露交流の歴史や産官学共同で進める日露の医学医療関連事業について,発表をしました。
同フォーラムは,ロシア極東地域において,日露共同で行われる医療事業のほか,地域行政や大学間で取り組まれる事例を共有し,日露の連携をより一層強化させることを目的に,オンライン形式で実施されました。日露の大学や医療・研究機関,マスコミ,民間企業などから約150名が参加しました。
新潟大学からは,国際連携推進本部の山川詩保子准教授が参加し,同大学の日露の医学交流の歴史について紹介しました。さらに,同大学と県内の行政,商社,金融機関等で構成する「日露医学医療交流コンソーシアムにいがた」の活動事例についても発表し,医学教育に限らず,産官学金の垣根を超えた独自の日露交流の様子について,報告することができました。 フォーラムの参加者からは,日露を取り巻く環境の変化に応じ,大学が取り組む交流・協力関係も発展しており,日露の交流事業が持続可能な形で進んでいる点が,高く評価されていました。