2021年3月22日・23日、北海道大学はオンラインセミナー「日本とロシアにおける微生物多様性」を大学院理学院、高等教育推進機構(Institute for the Advancement of Higher Education、IAHE)およびHaRPとの共催で開催しました。開催にあたっては北海道大学大学院理学院、IAHEのケビン・ウェイクマン博士とPapanin Institute for Biology of Inland Waters RAS、チュメニ大学のDenis Tikhonenkov博士がセミナーのとりまとめを行いました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
- ウェイクマン博士の研究所からの参加者がTikhonenkov博士の研究所からの参加者と交流するために2日間にわたってオンラインにてセミナーを開催しました。
- ウェイクマン博士はセミナーに先立ち、2021年3月6日に小樽と桑園の魚市場で貝のサンプリングを行いました。
- ウェイクマン博士とTikhonenkov博士より、双方の全般的な研究と各施設(北海道大学とロシアのPapanin Institute for Biology of Inland Waters RASおよびチュメニ大学)の紹介がありました。
- ウェイクマン博士の研究室に所属する北海道大学の学生3名(Ranjani Rajagopal、Yong Heng Phua、Kay Hian Liam)より研究活動に関する発表がありました。
- Tikhonenkov博士の研究グループからは、4名の学生より研究活動に関する発表がありました。
- セミナーの講演は、微生物の真核生物の全体的な多様性に焦点が当てられました。
- 会議を通じて、プロジェクトの実施に向けて次のステップの大まかなタイムラインが定められました。
- ロシアでのサンプリング
- 日本でのサンプリング
- COVID-19の状況とそれに関連する旅行制限および作業の制限を考慮した、リモート作業と(対面の会議ではなく)インターネットを介した共同作業およびデータ・情報の交換。
当日動画
3月22日オンラインセミナー動画
3月23日オンラインセミナー動画
プログラム
発表スライドの一部およびセミナー参加者の様子