令和 3年 9月 7日(火)、第8回日露人材交流委員会をオンラインにて開催しました。今回の委員会では,日本とロシアの大学間における,今後の共同教育についての検討が議題の一つとなっていたため,日本側の当委員会参画者のみならず,日本側の当委員会参画者が在籍する大学と積極的に共同教育に取り組んでいるロシア側大学にも参加を呼びかけ,日本側40名,ロシア側37名,総勢77名が参加し,活発な意見交換や議論をしました。
委員会のはじめには,当委員会委員長の北海道大学 加藤博文教授より,これまで7回開催した委員会の内容について報告があり,さらに現在,日本側の当委員会において作成している「日露大学間における単位互換についてのガイドライン」についての説明が行われ,当委員会におけるこれまでの,日露大学間での単位互換や共同教育プログラム構築を目指した活動について紹介されました。
その後,ロシアにおける共同教育プログラムの取組みや,日本側大学との共同教育プログラムの構築について,日露双方から具体的な事例紹介があり,プログラム実施のノウハウについて参加者と活発な質疑応答が行われました。また,今後の日露大学間の共同教育プログラムの構築についても有益な情報が多数寄せられ,参加者にとって有益な情報を得ることができた委員会となりました。