平成29年度 文部科学省 大学の世界展開力強化事業 採択プログラム (令和3年度終了)

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Russia-Japan Joint Mini-symposium on Plant Protection 2022(新潟大学)

1月20日に新潟大学の主催するオンラインミニシンポジウム「Russia-Japan Joint Mini-symposium on Plant Protection 2022」が開催され、100名を超える研究者及び学生が参加しました。このシンポジウムは、ロシア国内、特に病虫害の影響が深刻である極東地域について主食作物であるジャガイモやムギ類に加え花卉・蔬菜類に至る多様な農作物におけるウイルス・ウイロイド病の発生状況や研究の現状、また同種のウイルスについて日本国内における発生と進化・分子生物学的研究成果が両国の専門家間で共有され、将来の農業生産を担う学生と植物保護科学についての問題意識を共有することを目的として開催されました。

シンポジウムにおいては、① ロシア国内(特に極東地域)の作物における植物保護科学研究の現状;② 極東地域のジャガイモに発生する植物ウイルス;③ 日本国内でユリ科作物および野草に発生する植物ウイルス;④ ロシア国内における蔬菜類の病害抵抗性育種;⑤ これまでの日露における植物ウイルス・ウイロイドに関する共同研究事例と研究成果;⑥ 日露に共通して発生する昆虫伝染性ウイルスについて両国からの専門家・大学院生によるプレゼンテーションおよびそれに付随する意見交換・質疑応答を日露同時通訳にて行いました。

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