2020年10月9日(金)、北海道大学とハバロフスク国立経済法科大学は、日露地域交流年2020-2021記念イベントとしてオンライン円卓会議「日露の大学・企業による共同人材育成事業-課題と展望」を共同開催しました。
この会議には、日露の大学(日本側9校、ロシア側16校)、企業(日本側4社、ロシア側6社)、シンクタンク(日本側3団体、ロシア側2団体)、NGO(日本側1団体、ロシア側1団体)、地方自治体含む政府機関(日本側3機関、ロシア側5機関)から90名以上が参加しました。
はじめに、Tarasovハバロフスク地方行政府投資・起業促進局長からの挨拶とBuryi極東商工会代表及び石畠ハバロフスク日本センター長による基調講演が行われました。その後、Apkhanovaハバロフスク国立経済法科大学教員、Malovichkoハバロフスク国立経済法科大学国際部長、Kuznetsovaイルクーツク国立大学国際部国際事業コーディネーターより、ロシアの大学の日本企業との連携における成功事例の発表や、新井東京外国語大学世界言語社会教育センター特任教授及び山本東京農業大学副学長より、日本の大学とロシアの企業間の連携における成功事例の報告がありました。
意見交換会では、日露の大学や企業から上記の発表者の発表に対する質問やコメントの他、各団体が実施している事例紹介が行われました。最後に、北海道・ロシア地域間交流推進協議会座長を務める北海道大学スラブユーラシア研究センターの田畑教授より北海道大学や北海道庁などが実施している連携事業の紹介を含む閉会挨拶がなされました。
この会議を通じて、参加者の間で大学・企業との日露の人材育成共同事業の成功事例について情報共有するとともに、問題点、解決策、利点、成功要因などについて幅広く意見交換することができました。
本イベントの概要やプログラムはこちらをご覧ください。
石畠ハバロフスク日本センター長によるご挨拶
Strizhak高等経済学院世界経済政治学部東洋学科長による同大学の日本企業UNIQLO社との連携事例発表
山本東京農業大学副学長による温室栽培の連携事例の発表
ハバロフスク国立経済法科大学の参加者の様子
本イベントの報道ぶり: