令和2年11月6日(金)、第5回日露人材交流委員会幹事会が開催され、日本側大学の日露人材交流委員会幹事5名、委員10名及び事務担当者23名の計38名が参加し、当委員会の目標の1つである「日露大学間における単位互換に関するガイドラインの作成」について、目次案の討議を行いました。
委員会の始めには、当委員会委員長の北海道大学 加藤博文教授より、ロシアの高等教育制度や大学教育改革について説明があり、日露間の様々な教育制度の差異を確認するとともに、北海道大学において準備しているガイドラインの内容について、これまでの人材交流委員会で議論と確認できた課題を踏まえて、(1)日露大学間の教育システムの差異、(2)日露間の単位互換の取組みの現状と課題、(3)ロシアにおけるボローニャ・プロセスの導入事例と海外の大学の共同学位制度の紹介、(4)コンピテンスを基礎とした単位互換の提案、としたい旨、説明があり、これに則した目次案でガイドラインを作成することが合意されました。