2021年10月23日（土）・24日（日）に，北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院，日本ロシア語教育研究会，日本ロシア語学校教師会，HaRPが主催し，「バイリンガルの子どもたちの教育システム形成と教材作成」国際シンポジウムを開催しました。

今回のシンポジウムは2021年2月6日（土）・7日（日）に開催された「日本におけるロシア語教育：母語・継承語・外国語　～若い世代の経験，課題，展望〜」国際シンポジウムの続編として実施されたものであり，日本及びロシアの大学から大学院生5名，大学教員7名とロシア語教育に関わる市民団体代表４名，バイリンガルの子どもの保護者3名が発表を行いました。また，日本とロシアだけではなく，アメリカ合衆国，アンドラ，ドイツ，イスラエル，韓国からもロシア語教育の専門家が参加し，研究発表や活動報告を行いました。

今回のシンポジウムでも，ロシア語教育の問題について教師，研究者，保護者，学習者といったそれぞれの観点からディスカッションを行ったほか，２日目には，「教育システム形成と教材」というテーマに掘り下げて研究交流を実施しました。今回のシンポジウムには，世界のロシア語教師，研究者や学生など延べ113名が参加し，活発な意見交換や今後の研究・教育の展開について充実した議論ができました。

プログラム

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